指導者紹介
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上野景範(うえのかげのり)
1954年生
総合武道源心会総裁・天眞正自源流兵法最高師範・尚武館館長
講談社野間道場で4歳より剣道を始める。戦後米国剣道連盟を創立したタイガーモリこと(故)森寅雄先生の真正剣道を提唱する。
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尚武館館長より
昨今、勉強は出来ても礼儀作法が出来ない子供達が増加しています。尚武館では、剣道を通して子供達の人徳を育成し、人生の目標を示し、明るく素直に、日本人としての誇りを持てる国際人として見守っていく事が大切と考え、勝利主義の勝つ為の稽古ではなく、心の育成を中心としての剣道を子供達と共に学んでいます。
尚武館館長 上野景範社会を揺るがす多くの事件が、如何に子供達の教育が大事であるかを暗示しております。『あんな子ではなかった』・『うちの子に限って』・『こんな教育をした覚えはない』・『もう親でも子でもない』など事件を起こした子供たちの保護者は口をそろえて同じ言葉を繰り返します。教育評論家は『この事件は育てた親の責任です』と論じます。
人は生きている限り社会と無縁では生きられません≪自分がなぜここに居るのか≫その存在意義を確かめたくて反抗し、事件を起こし、人を傷付けてしまうのです。尚武館剣道では、剣道の指導だけでなく、対話時間を設けて、子供達の目標を確かめ、将来の指針を行い、両親の想い、家族の大切さを一緒に考えます。
子供達は皆、違います。その一人ひとりを出来る限り把握し良い所を引き出すことが大切でしょう。
あるお母さんは言いました『今日から叱る事は止めにします。良い所だけを見て誉めてあげるようにしてみます』と、その後家庭内での暴力行為はなくなりました。その代わり≪道場で先生相手に大暴れ≫を礼儀正しくしてストレスを充分に解消しています。
中学2年当時『ひきこもり』であった少年は、武道に出会った事により人生の目標を立て、現在進学校に通い弁護士を目指しています。万引きを繰り返していた少女は母の愛情が欲しかったと告白し、自分自身に素直になれました。
剣道を指導する尚武館道場は、剣道を通じて人を学ぶ、心と身体の学校です。
保護者と一緒に子供達の人生を築き上げていく所です。
尚武館館長 上野景範